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EFOとは?意味や目的、実例を解説【用語解説】

この記事のターゲット

EFOが何か分からず調べに来た人、EFOのことは分かるけど具体的にどういった事を考えれば良いかが分からない人。

上司に「入力フォーム作って、でもその前にEFOについて調べといて」と言われたエンジニア初学者さん。

この記事を読むと以下の事が分かるようになります

1.EFOとは何かを理解できる、説明できるようになる。
2.EFOの目的が分かるようになる。
3.EFOを意識する際にどんな事を考えれば良いかが分かるようになる。

EFOの意味

EFOとはEntry Form Optimizationの略語で、日本語では入力フォーム最適化と呼ばれたりしています。

[line]入力フォームは分かるけど、最適化っていうのは何をするの?
処理速度が上がったり、エラーを少なくするとかそういうこと?[/line]

もちろんエラーがなくなるのは大切ですが、EFOにおける最適化とは「いかにストレスなく入力フォームを入力させられるか?」ということになります。

ストレスのない入力フォーム

個人差はありますが、入力フォームは多かれ少なかれ入力者にストレスを与えます。たとえば生年月日の入力はカレンダーから選択する方式と手で入力する方式、どちらが入力しやすいですか?

[line]カレンダーで選べると楽・・・かなあ
手入力は2018/10/22で入力するべきなのか20181022で入力するべきかなど、迷う部分が多いし[/line]

なるほど、ではカレンダーが出てきたときのデフォルトの西暦は何年がいいですか?

[line]え・・・考えたことないけど、2018年とか出てきても困るよ[/line]

そのとおり。生年月日は少なくとも今年ではないですよね?このとき何年をデフォルトにすれば良いかはその入力フォームを使用するターゲットをイメージして決める必要があります。

20代がターゲットならデフォルトで今年20歳になる人の誕生年にするとか、そういった利用者への気遣いが大切です。

EFOの目的

EFOの目的は入力フォームの回答率をあげること、裏を返すと入力フォームの離脱率(途中で入力を辞めちゃう人)を減らすこととも言えます。

好きなアーティストのコンサートのチケットを買うために入れなきゃいけない住所だったら、例えばどんなに使いにくいフォームでもちゃんと最後まで入力すると思います。でも、それがなんとなく購入した本の感想をください!というアンケートフォームだったら?

親切心で入力しようとしたのに「必須項目です!」「入力の方式が違います!」とかエラーを出されたら少なからずイラッとしますよね。そういうタイミングで、人は入力フォームから離脱してしまいます。アンケートなら諦めもつくかもしれませんが、これが商品購入の最後の入力フォームだとしたら最悪です。

他の業界の事は良く知りませんが、通販サイトの入力フォームの最終ページの離脱率が高いということが判明したらシステム担当者はめちゃくちゃ怒られそうな予感がしますね・・・。

EFOの実例

あとは簡単にですが、いくつかEFOを考慮した入力フォームの例を挙げておきます。「あ、そういうことね」と納得していただけたら幸いです。

例:郵便番号を入力すると都道府県と市区町村自動的に反映された

これ、いまは一般的になりつつありますね。年賀状を出したり出されたりすると分かりますが、住所って結構適当でも届くんです。郵便番号さえ書いてあれば市区町村までを省略しても届くんですもんね、そこまで省略する人は少なくても都道府県を書かない人は結構いますよね。

 

例:姓(カナ)の項目にひらがなを入力すると「カタカナで入力してください」と表示される

これもよく見ます。ふりがななら平仮名で、フリガナならカタカナで書くという事を知らない人もいらっしゃるので、入力し終わった後にエラーが出ると困りますよね。というより入力してる側からするとやる気がなくなるので、ダメならダメで早めに教えてあげてください。

 

例:入力項目が短い

これは超シンプルですが効果は絶大です。先ほどの例にもあったフリガナの入力制御ももちろん大切ですが、そもそもフリガナって必要ですか?というところを考える必要があります。もちろん必要な場合はそのまま残してください。

でも、生年月日を入れたのに年齢を入力しなければならないみたいなフォームは明らかに無駄じゃないでしょうか?それ、生年月日から計算した方が確実ですよね?

まとめ

以上がEFOの説明になります。概念的な部分が大きくて、実例がないと何が言いたいのか分からないと思います。日常生活でも様々なところで入力フォームを目にする場面はあると思うので、ふとした時に「このフォームは入力しやすいな」とか、「入力していてイライラする!」と思ったらその原因を探してみてはいかがでしょうか。